読んではいけない英語の本、とおすすめの本

英語の勉強
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ジョージ・オーウェルの『動物農場』(角川文庫)やっと読みました。日本語で。

これ、洋書もずーっと昔に買って、全然進まなかった本。日本の実家のどこかに眠っています。そもそも何かで、英語の勉強におすすめの洋書、となってて買ったんですよ。

日本語で読んだらいろいろ考えさせられることもありとても面白かったですよ。でも、英語だとぜーんぜん面白くない。あなたにもそんな経験ありませんか?

今日は、英語の勉強におすすめできない洋書、について考えます。

古い本はNG

英語の勉強におすすめされている本って、古いのが多いですよね。評価の定まっているものがすすめるにも安全、ってことなんでしょうけど。

『動物農場』についていえば、刊行は1945年。そしてそこからさらに数十年前の世界を想定しているわけです。時代背景がとても古い。

今の若い人は、肌感覚で共産主義とかわからないんじゃないかと思うんですよ。私なんかはまだ冷戦時代のソ連とかでそれなりに雰囲気分かりますけど。それを、勉強中の英語で読もうっていうんだからそもそもハードルが高い。

そして、1945年っていえば、終戦の年。70年以上前の本ですよ。

同時代でいうと、太宰治の『斜陽』とかw

日本語だって、ちょっとやせ我慢して読むレベル。言葉遣いからして今と違うのは、日本語で考えてみてもわかります。

英語の勉強のためには新しい本、最大でも30年以内に刊行されたものが良いんではないかと。

名作を楽しみたいのなら日本語で

英語の勉強をするときに、すすめられるままいわゆる「名作」を選びがちな理由って何でしょう。

勉強なんだからある程度「ちゃんとしたもの」を読むべきだという強迫観念が一つ。もう一つは、常々日本語で名作を読もう(読むべきだ)と思っていたけど、まだ読んでいないので、この際英語で読んでその目標をクリアしてしまおう、という一石二鳥狙い。

でもよく考えてみてください。日本語でもハードルが高かったものを、英語の勉強がてら読むなんて、ぜーったいムリ。あきらめましょう。

例えば『動物農場』は短いし、描写されているのは農場の光景なんで、ぱっと見簡単そうに見えますけど、書かれている概念はとても難しいですよ。

名作を読みたいなら日本語でじっくり楽しみましょう。(読んだ後、改めて英語で読み直すのはありだとは思いますけど。)

子供向けの本もダメ

もう一つ、私の経験上、大人には子供の本はおすすめできません。

短いし、子供向けだから単語も簡単だろう、と思いますがとんでもない!ネイティブの子供にとって常識の単語でも、私たちには常識でないものがたくさんあります。

『ハリー・ポッター』を読んだ時、cauldron(薬草を煮るのに使う大鍋)とかwand(魔法の杖)とか調べなくちゃならなかったの、情けなかったですね。(だって、そんなの今まで教科書に出てこなかったもん!!!)

大人に必要なボキャブラリーと子供に必要なボキャブラリーは実は違いますよね。だから、子供向けの本で英語を勉強しようとするのは、あまり効率的とは言えません。

それから、子供の向けの本は、大人が読んでもあんまり楽しめない、というのもあります。

結論

以上を踏まえ、英語の本選びのポイントをまとめてみました。

  • 刊行日が新しいものを
  • 名作を無理して読まない
  • 大人向けの楽しいものを

・・・って、日本語の本を選ぶときとまーったく変わらない当たり前の結論になりました。要は自分の心がときめく本を選べばいいんです(こんまり風w)。

楽しくなくちゃ始まらない。英語だからってやせ我慢して小難しいものを選ぶのはやめましょう。

具体的なおすすめ本はまた別の機会に紹介しようと思います。

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