グレートバリアリーフの洪水被害について

great-barrier-reef ケアンズの日々

朝起きてヤフーの日本語ニュースを見たら、「豪洪水でグレートバリアリーフも被害、サンゴ「窒息死」の恐れ」とのニュースが。

うーん。いつも思うのですが、オーストラリアのこの手のニュースを報じるとき、オーストラリアの規模感が全然正確に伝わってないんですよね。この見出し見たら、グレートバリアリーフ全体が被害を受けてる感じがしませんか?

オーストラリアの北東部で雨がたくさん降って、特にタウンズビルの町では10日間で年間降水量に匹敵する雨が降って大きな被害が出たのは本当の話。たくさんの家が水没し、被害を受けた人たちは本当に気の毒です。

タウンズビルは記事にあるバーデキン川の河口に近くに位置し、記事はまさにタウンズビル沖合のグレートバリアリーフの話をしています。

一方で、同じくオーストラリアの北東部にある、とは言っても、タウンズビルの町からは北に350km離れたケアンズでも確かに同時期にたくさん雨が降りました。

川の水もたくさん海に流れましたが、ケアンズでは泥水がグレートバリアリーフを覆っているわけではなく、むしろ雨水が海水の温度上昇を抑えています。適度な雨はサンゴの白化防止に役立つのです。

グレートバリアリーフは実際はとても大きいのですが(日本の本州がすっぽり入ります) 、一か所で起こったことがクローズアップされると全体がそうなのかと思われがちです。

そんなにムキにならなくても、と思うかもしれませんが、ケアンズは観光都市なので風評被害は結構深刻なのですよ。私の友人もたくさんグレートバリアリーフの観光に携わっています。

ぜひ、報道は正確にわかりやすくお願いしたいと思っております。ま、報道が正確じゃないのはお互い様ですけどね・・・

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