『The Ruin』by Dervla McTiernan

読書日記
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読書の秋(冬)が止まりません。

今回読んだのは『The Ruin』。

アイルランドの警察を舞台にしたミステリーです。アイルランドを舞台にした話を読んだのは記憶にある限り初めてですが、文化的に初めて知ることが多く興味深かったです。

すっかり英語の国と思っていたのですが、いまだにアイルランド語というものも存在していて、そもそも、警察を意味するGarda(ガルダ)や警察官 Gardaí(ガルディ)という単語も初めて知りました。登場人物の名前も独特です。

アイルランド出身でオーストラリアに住むDervla McTiernanのデビュー作になりますが、この作者の名前からしてなんて読んだらよいのかよくわかりません。

主人公の刑事コーマック・ライリー(Cormac Reilly)が新人の頃に朽ち果てた屋敷から救い出した姉弟が20年の時を隔てて事件の重要参考人として浮かび上がります。そこにガルダ内部での政治が絡み、より複雑な様相に。

難点は、事件の伏線があちこちに散りばめられていて、途中で何回もページを戻って確認しなければならなかったことでしょうか。電子書籍なのでその辺、紙の本よりは楽ですが。

理解のために一行も読み飛ばせないという点で、英語レベルは高いほうかと。

ただ、あちこちに散らばった伏線が最後にはしっかり始末されていて、コーマックのキャラクターも気に入ったので、次作の『The Scholar』も読んでみようと思います。

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