オーストラリアの方が天の川が綺麗な理由

オーストラリアのこと
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オーストラリアは広いので、町をちょっと離れると人工の光がない状態で満天の星空を眺めることができます。ケアンズでも特に冬は星が綺麗です。

数年前にヴィクトリア州の荒野でそれはそれは信じられないような天の川を見たことがあります。言葉で表現するのは難しいのですが、空のあらゆる方向に星がびっしりとあり、その真ん中にぶっとい白い帯があるのです。

私が天の川のあまりの迫力にびっくりしているの見て、オーストラリア人の友人に「だからミルキーウェイ(Milky Way)っていうんだよ。牛乳こぼしたみたいでしょ」と言われました。

納得。

日本でもそれなりに人里離れた場所で天の川を見たことがあるのに、オーストラリアのミルキーウェイのド迫力には到底かないません。

何でだろう?やっぱりとはいえ日本は光が多くて空が明るいのかな、と思ったりしていましたが、ちょっと前に読んだ本で偶然その疑問が解消しました。

 天の川銀河系は(中略)中心部分が太った円盤のような形をしています。(中略)

 私たちの太陽系は円盤状の部分にあります。天の川銀河系の中心からは、すこし外れた部分になります。日本から見られる天の川は、銀河系の円盤を太陽系から外向きの方向へ見た姿です。

 日本は地球の北半球にあるので、南側の空には一部見えない部分があります。銀河の中心方向は、その見えない部分にあります。銀河の中心は天の川の太った部分になっていて、オーストラリアなど南半球へ行くと見ることができます。

松原隆彦(著)「宇宙に外側はあるか」(光文社新書)

超納得。

そう、オーストラリアの天の川が日本よりも太く見えるのにはちゃんと天文学的な理由があったんですね。ヴィクトリア州はオーストラリアでも南にあるのでさらにド迫力だったと思われます。

みなさんもオーストラリアに来たらぜひ天の川を眺めてみてくださいね。

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